日本人であること。
長くブログを更新していなかった。
10月は一度も更新していない!最初の目標は毎日ブログ更新だったので、反省。
さて、ブログを更新していなかった間にも色々と考えることはあった。そのうちの一つを書いていこうと思う。
タイトルからも分かる通り、日本人としてのアイデンティティについてである。
海外で暮らしていると、日本人としてのアイデンティティの問題はどうしたって頭を過ぎる。
特に、今は語学学校にいるので様々な国の人と日々接している。だからこそ、日本人とは?と思うこともある。
自分で言うのもなんだが、私はあまり典型的な日本人の振る舞いをしない方だと思う。
日本を出てもう6年目。中国・香港文化は私を完全に変えてしまった。。(のか?)
とは言いつつ、自分、日本人だなーと思うことだってある。
例えば、元彼と話していた時の話。
詳しい内容は忘れてしまったが、彼に何かを相談していたのだったと思う。
彼は、「じゃぁ、これをすればいいんじゃない?」と提案してくれた。
私の回答はというと、
「どうやるか分からない!」
すると、彼は言ったのです。
「分からないなら素直に「やって!」って言いなさい!DON'T BE JAPANESE!」
それで気づいたのは、確かに日本人って直接「〜をして欲しい」と言わず、「〜するよ」を相手から引き出す会話の方法するよなぁということ。
それを彼に言われて気づいて、大爆笑したのだった。
そんな、海外生活で自分のアイデンティティが少し揺れ動きながらも、日本人として誇りを持っているからこそ、ヨーロッパに来てすごく嫌な想いをすることがある。
それは彼らのいう「日本人・中国人・韓国人」みんな一緒問題である。
確かに彼らからしてみればみんな顔一緒に見えるのだろう。私も白人を見分けるのは難しい。だから分かる。
しかし、時々声をかけられるのだ。
「ニーハオ」
すごくイラっとする。非常にイラっとする。
そんな時はこう返す。「私、中国人じゃない。」(ぶっきらぼう目)
多分、彼らにしてみたら親しみを込めて言っているのだと思う。
しかし、私のアイデンティティを勝手に思い込みで決めてしまうのはあまりにも失礼ではないか?
もちろん、そんな人ばかりではないが、思い込みで決められるのは非常に不愉快である。
なぜ間違えられるのがこんなに嫌なのか自分でも考えてみた。
最初は、島国根性なのかな?と思ったりした。
日本は島国で、95%以上が日本人で構成されている国である。(さっと検索した所によると、2015年で97.9%)
今は外国人も増え人口比は変わってきているのかもしれないが、いわゆる「単一民族国家」である。自分が「日本人」であることは「当たり前」で、他の何者でもない。という意識の中で日本で生きてきたのだ。
しかも日本は島国で、隣の国の人が簡単に入ってくるという国でもない。
しかし海外に出た途端「日本人、中国人、韓国人みんな一緒。」と言われるのだから、いただけない。私は日本人だ!!と叫びたくなった。
というのが最初の考察であった。
しかし、多分違う。確かに一つの要素ではあるのかもしれないが、違う。
私はただ単にリスペクトして欲しいだけなのだ。
「お前はどうせ中国人だろう、同じ顔だし。ニーハオ。」と言われるよりも、「どこから来たの?あぁ、日本?日本語少し知ってるよ!こんにちは!」と言われる方がすごく嬉しい。
そうやってリスペクトしてくれる人がいて、そうやって話しかけてくれた人が何人もいるから、勝手に決めつけられるのが非常に腹たつのである。
かくいう私も、気をつけないといけないのである。
外国人と見れば英語で永遠と喋り続けてしまう。共通語だからしょうがないのだけれども。もう少し、相手の国のことをリスペクトしようと思う。
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