Katieの気ままな生活

@Summarkay 自分探し中

3カ国目に来ての自分の変化

ドイツは私が住む海外の国では3カ国目だ。
学生の時はアメリカ、前は香港、そしてドイツだ。
今回3カ国目のドイツに来てみて、若い頃とは全く違う反応をしている自分に気づいたり、成長したなと思うことがあったので、それについて書いてみようと思う。

 

アメリカの時はまだまだ若く、自分で言うのもなんだが「ザ・日本人留学生」と言う感じだった。
日本人は大人しくて、授業でもあまり発言せず〜〜というステレオタイプを地でいっていたと思う。

英語もまだまだだったが、コミュニケーションはまぁまぁな方ではあったと思う。でも、やはり「会話をうまく返せれば!!」なんて悔しい思いをしたりしていたのは、今では良い思い出だ。(大丈夫、なんとかなる!と当時の自分に言ってあげたい。)

たった1年間ではあったが、「ザ・日本人留学生」なりにもアメリカの田舎で異国の文化をたくさん吸収し、いまの人格形成や生活に大きな影響を与えたのはいうまでもない。

社会人になり、香港・中国で現地企業に就職が決まった時は何も考えてなかった。とにかく日本を出たくて、まさか人生で自分が中国に行くことになるとは思わなかったが、勢いで出ることにした。

とにかく無我夢中だった。中国語はニーハオしか分からない状態で行ったんだからすごいもんだ。と、自分でも思う。笑 

中国は主張文化だと思う。主張しないと生き残れない。潰される。
お店で何かしてほしい時も、ゴリ押しに限る。なんとかしてもらえる。
ごね得文化とでも言えるかもしれない。ごねておくと、ラッキーな結果になることが多かったりする。

言葉が分からないなんて関係ない。とにかく喋る。喋る。喋ってなんとなく伝えて見る。
もしくは言葉が分からないから、英語で喋り倒して、あちらに降参させるという手もある。(英語がわからないので、面倒臭くて色々免除してくれたりする。)

そんな私のごね方は良いとして、この「主張」する術を学べたことは、海外で生き抜い行く上で大切だし、ドイツに来て役に立っている。主張というと語弊があるかもしれないが、臆せずとりあえず「言ってみる」術とでも言おうか。

特に、ドイツでは最初の2週間はほぼ一人旅だったので、色々不都合があった。
その度に周りの人に迷わず話しかける。毎回なんとかなるものだ。

本などで「海外ではみんな空気を読んでくれません。言わないと分かってもらえません!」という文章を、海外に憧れを抱いていた若い私は何度読んだことだろう。

香港にいた時は何も感じていなかったが、今回ドイツに来て改めて自分を見つめ直し始めて、気づいた変化。
ザ・日本人留学生だった自分を思えば、すごい変化だと思う。
確かに年を重ねての変化もあるのかもしれないし、語学力の違いもあるかもしれないが。

香港での生活を経て、少し自分に自信を持つことが出来たのは間違いない。
ドイツでの生活ではどんな変化が待っているだろう。