Katieの気ままな生活

@Summarkay 自分探し中

海外に住むと日本の友達と疎遠になる?

以前、お客さんに「海外にもうこんなにいるんなら、まぁキミは日本にはもう帰らないだろうね。」と言われた。そして「日本の友達ともきっと疎遠になっていくよ。」と。

この言葉を時々思い出し、考えることがある。果たして本当にそうなのかと。私は日本の友達と疎遠になってしまうのか?
いまのところの結論は、疎遠にはなりにくい。

まず、これを言ってきたお客さんは、もう「おじいさん」の世代。彼らはFacebookInstagramなど、日常をシェアするツールを使っていない可能性が非常に高い。
Lineのようなメッセージアプリは彼らも使っているかもしれないが、SNS系はあまり使わないだろう。私の世代はみんな使っている。これが、とても良い日常のシェアになるし、話の種にもなる。いつもみんな何しているか分かるし、みんなの私がどんなことをしているか分かる。
さすがに毎日はやらないにしても、定期的に近況を報告し合える良いツール。特に、私のような、なかなかみんなに会えないような者にはとても便利だ。

次に、メッセージアプリだ。日本ではLineが使われている。どんなに遠く離れていても、気軽に話がタイムリーにできる。これは本当に便利。これで意見交換をしたり、気軽に話ができる。
実際、私はよく、とても仲の良い友人とLineで話している。バカな話でも、悩み事でも気軽に話している。そうやって常にコミュニケーションを取れる環境があるのだ。

また、アプリだけが理由ではない。それは、私の友人たちだ。こちらで出会ったある日本人が、「日本にいる日本人とは合わない」と言っていた。それは、やはり海外在住者にしか分からない気持ちや苦労があるからだ。それは間違いない。やっぱり、同じような苦労をしてないと分かち合えないこともある。
でも、私は日本にいる友人たちと心地よく話ができる。それは、私が見ている世界を誰も否定しないばかりか、もっと知ろうとしてくれていたり、想像してくれたりするからだ。
分からないからシャットダウンするわけでもなく、「そんなこともあるんだね」と、「こうゆうのはどうなの?」と会話ができる。そんな友人たちに救われているのだ。

Twitterなどを見ていると、他人のことに口を出して、「こうじゃなきゃダメだ」と自分の価値観を押し付けるひとがたくさんいるということに驚く。私の周りにはなかなかいないタイプだ。
そんな友人たちを持っている私は、本当に恵まれている。大切にしたい。より一層、そう思うのだ。

10年前にアメリカに留学していたころは、チャットツールもスカイプくらいしかメジャーなものはなかったし (しかもみんなやっていないから使えなかった。)、Lineなんてなかった。Mixi全盛期だったのでSNSはあったが、Facebookのように気軽に投稿できるものでもなかった。(日記書かないといけないので。)ずいぶんとこの10年で変わった。

それにプラスして、私の友人のような人たちがいれば、疎遠になることもない。
実際、このブログを読んでくれている友人もいて、「読んだよー」と連絡くれる人もいる。(読んでくれると分かると、書き概があります。ありがとう!)

ドイツに行ったら時差が問題になるのは間違いないが、それでも私は大好きな友人たちと連絡を取り続けるだろう。

Katie