ハイデルベルグ
フランクフルトの次はハイデルベルグへ。
香港人の友人がハイデルベルグ近郊に住んでいるので、お家に泊めさせてもらった。
その友人は日本語ペラペラ。忘れた〜なんて言っているけど、ペラペラ。
そしてドイツ語もペラペラ。まだまだなんて言っているけど、ペラペラ。
もちろん中国語 (広東語・普通話)も英語も話せる。
五ヶ国語ペラペラって、脳内どうなってんだろう。
世の中にはすごい人がいるものです。
さて、ハイデルベルグはドイツに行くと決めてからずっと行きたかった場所だった。
写真で見るのは素敵な風景ばかり。どんな町なんだろう!
ハイデルベルグはネッカー川沿いにある美しい町。
ハイデルベルグ大学はドイツで最も古い大学と言われ、数多くの著名人を輩出しているよう。
大聖堂には美しいステンドグラス。
ウィキペディア調べによると、ハイデルベルグ城は何百年もの間ずっと廃墟になっていたようだ。(間違ってたらごめんなさい。)
私が求めていた場所がハイデルベルグにはあった。
大都市にはないもの、美しい自然だ。
森が広がっていて、美しい川が流れ、その中に町が広がっている。
これもまたウィキペディア調べだが、1400年代にはすでに海外からの観光客についての記述があるらしい。
昔からこの町は世界中から愛されていた場所なのだろう。
フランクフルト・マインツ
色々と予定が狂い、フランクフルトには結局5泊もしてしまった。
本当はウルムに行こうとしていたが、ホテルの支払いに問題が発生してしまったのと、ハイデルベルグにいる友人を訪ねることになったのでウルムには行きたくなくなった、という二つの理由がある。
まずは小さな町、マインツについての感想を書いていきたい。
マインツは、素敵な大聖堂を持つ古い町。
大聖堂は1000年以上の歴史があるようで、ローマ帝国時代の痕跡が見えるような気がした。
また、Dom Museumではその歴史を垣間見ることができる。この大聖堂も例に漏れず戦争で破壊されてしまったようだが、現在の姿の前の大聖堂の模型や、崩れてしまった際に残った壁や装飾などを見ることができる。
歴史を感じるのにはとても良いMuseumだったと思う。€5で入れる。(そして人がいないのでゆっくり見ることができる。)
広くはないし、展示物も多くはないが、見ておく価値はあると思う。
また、旧市街はメルヘンちっくな建物でいっぱいで、おとぎ話の中にいるような町だった。
平日だったのもあるかもしれないが、人も多くなく、ゆっくりできる町だった。
次はフランクフルトだ。
フランクフルトは大都会だった。現代的な高いビルをこんなに見たのはドイツに来てから初めてだった。
そんなフランクフルトにもちゃんと旧市街はある。
大聖堂もあるが、少し規模は小さい。Domの上に登れるらしいが、どこが入り口か分からず登らなかった。
あとはゲーテハウスにも行って来た。ゲーテが生まれ育った家が復元されている。(本物は戦争によって破壊されたよう)
残念ながら、今回はゲーテが詩を書いていたとされる部屋は見ることができなかった。
ゲーテは少し思い入れのある詩人だ。
高校の時に私は合唱をしていたのだが、高校卒業の集大成として同級生と歌ったのが「野ばら」だった。
それ以来、同級生たちとは自分たちのグループのことを「野ばら」と呼んでいる。
そんな思い入れのある曲の詩を書いたのは、ゲーテなのだ。彼の歴史に触れられたのは、嬉しかった。
さて、フランクフルトはこんなところだろう。大都会なので何不自由なく過ごせたのだが、「文化に触れる」ということはあまりできなかったように思う。
また何しろ非常に暑く、マインツに行った日は36度で、水を飲んではいたが熱中症っぽくなってしまった。
その時泊まっていたアパートメントが築120年の古い建物で、素敵な部屋ではあったが冷房がなく、死ぬ思いだった。
そこで、フランクフルトに延泊が決まった瞬間、冷房のあるホテルを探し、そちらに移動したのだった。。冷房って快適。ホント、快適。
ベルリン・ポツダム
順番が逆になってしまったが、忘れないうちにベルリンとポツダムについても書いておこうかなと思う。
ベルリンはずっと行きたいと思っていたところだった。ベルリンについて人に聞くと、人によって感想が分かれる。大好き!という人と、ごちゃごちゃして嫌だという人。
どんなところなんだろう。ごちゃごちゃしてるってなんだろう。自分の目で確かめてみたいなと思った。
私が前回ドイツに来た時はミュンヘンだけだった。ミュンヘンが大好きになったわけだけど、ミュンヘンはドイツ南部でどちらかというと保守的な文化。
だから、ベルリンは真反対を行っている気がして、ワクワクした。
ベルリンは本当にいろんなものがいろいろ混ざり合っているところだった。いろんなイベントが毎日どこかでやっているし、いろんな体験ができるし、リラックスしながらビール飲んだり、遅く起きた日曜はフリマの出店でご飯食べて、横にある公園でいろんなストリートパフォーマンス見たり。。
いろんなことができて、いろんな楽しみ方があって、全く飽きることがないところ。
という印象。
なんでもあるし、なんでも食べれるし、いろんなアイデアで溢れている。
外国人も多く、ヨーロッパの中でも屈指の国際都市。
だからこそ、意見が分かれるんだろうなぁ。
そんな中、ベルリンはやはりベルリンの壁があった場所だから、歴史的にも大切な場所。いつも思うが、ドイツ人の歴史教育には本当に学ぶことが多いなと思う。
一つひとつの市、町の歴史を市民がきちんと理解している。それがドイツ。
いろいろな記念館やミュージアムなどには親子で訪れて、お父さんが子供に説明してるっていう姿も良く見た。
先鋭的で、楽しむことを忘れないBerlinerたちだけど、きちんと過去とも向き合いながら生きてるって感じがした。
続いてはポツダム。ここは以前、皇帝の避暑地だったところらしい。(多分ww)
湖が美しくて、まさに避暑地って感じだった。
ポツダムと聞くと「ポツダム宣言」しか思い浮かばなかったけど、こんな美しい場所だったとは。
ここはまたゆっくり来たいな、と思う場所だった。
長々書いたが、ベルリンについてからはずっと睡魔との戦いだった。
時差ボケが。。と言いたいところだが、常に眠かったから、時差ボケというのかなぞ。
とにかく疲れが取れず、12時間くらい寝た日があった。。
これは時差ボケというか、年取ったってこと・・・?
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デュッセルドルフ・ケルン
ベルリンに1週間滞在した後、今はデュッセルドルフに滞在している。
実は、ここからケルンまでは電車で30〜40分ほどなので、昨日はケルンを散策し、今日はデュッセルドルフを散策してみた。
ケルン大聖堂で有名なケルン。
一つひとつの装飾が素晴らしかった。戦争では大きな被害を受けたようだけれど、それでもそこにあり続けた大聖堂。
尖塔の模型が大聖堂の前の広場にあったけれど、本当に大きかった!
そして、お昼はやはりケルシュ。
ビールくるとすぐに飲んじゃって、いつも写真撮るときは飲みかけになってしまう。。
ケルンは大聖堂を見て、ケルシュを飲むくらいしかなく、橋があって、そこへ行ったりはしたけれど、ほかは見るところがなかった。
ここへ来る前、「ケルンに行こうと思う」と言ったら、返答の100%が「ケルンは大聖堂以外何もない」だったが、本当に何もなかった。ので、思ったよりも早くケルンを出てデュッセルドルフに戻った。
意外と面白かったのはデュッセルドルフ。
旧市街は素敵だったし、Konigsalleも雰囲気が最高だった。
いくつか素敵な教会を見つけたけれど、結構夏休みで入れなかったところも多かった。
教会って夏休みがあるのですね。。お寺とか神社って夏休みで入れませんってないよなぁ。(あるのか?)
Konigsalleeはすごくよかった。高級ブランド街でもあるようだった。
木陰のベンチに座って本を読んだりとか、いいよなぁ。
デュッセルドルフはドイツ一の日本人コミュニティーがあるところ。
っていうことで、日本人をたくさん見た。香港以上に見た気がする。(香港は見ても大体観光客だしなぁ。)
お昼はせっかくなので、日本食をチョイス。冷たいお茶が出てきて感動。。
ヨーロッパですごく辛いのは、お茶が飲めないこと。カフェでアイスティー頼むと、大体甘いし、こっちの人大体コーヒー飲むからか、お茶ないって言われたり。
日本茶か中国茶が本当は好きだけど、紅茶でいいから普通にストレートで私に与えて欲しいのだ。
今泊まっているホテルは残念ながら、お湯すら沸かせない。(ポットがない!)
よって、持ってきたティーバッグも役に立っていない。。
私にお茶を与えてくれーーー。味のない飲み物(水以外で)欲しいよーーー。
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ドイツ、一日目
ベルリンに到着。
重いスーツケース2つと重いバッグやリュックを持ちながらやっとのことホテルに着いた。
こちらに来て早々、石畳の洗礼を受けた。ボコボコしたやつは本当に最悪だ。
下のような無駄にボコボコの道を挟まないで欲しい。写真で分かるように、一つひとつ移動させた。面倒くさい。
そして重いスーツケースのおかげで膝にめちゃくちゃ目立つアザができた。
さて、明日から本格的に動く予定。今日は疲れすぎてホテルでゆっくりする予定。
ベルリンはどんなところかな。楽しみだ。
気休めに書くブログ
ブログの更新が滞っている。
会社も辞めて暇しているかと思いきや、結構忙しい。
母も香港に来てしまって、大変。
というのは、全部言い訳だ。更新を怠っていた。
ということで、気休めの更新がこれだ。
書きたいことがあるが、エネルギーを大量に使いそうなので機会を見計らっている。
最近の気づきは、書きたいことの多くは日本のフェミニズム(問題提起、私見)についてだ。
おかしいと思うことがたくさんある。少しでもみんなに日本は変なんだって知ってもらいたい。
日本は本当に非寛容な国で、こう言ったことを書くと反日と言われたり、出羽守と言われるのだ。
そういったこともあるので言葉を慎重に選んで書いていかなければいけない。
自分は日本にどんな寄与ができるかな。海外にいるからこそ、それを常に考えているのだけれどなぁ。
感情について思うこと
私は人間よりも動物の方が好きだ。
動物は裏表がないし、伝え方もストレート。好きなら好き、嫌いなら嫌い。
言動の裏で色々考えて、こちらが見えていないところでは全く違うことをしていることだってない。
人間は自分たちで問題を複雑化する生き物だ。もちろん「表裏ない人」もいるけど、完璧にそうな人なんていないし、みんながみんなそういう人なわけでもない。むしろ、表裏ない人の方が少ない世の中だ。
人は少なからず嘘をつくものだ。なぜか物事を複雑にする。「良い」と言っているのに本当は「良くない」と思っていたり、人の前では良い顔をしているのに、実は違う顔を持っていたり。
自分の思っていることをなかなか言えないのは日本人に多い特徴であるが、人によって違う顔を見せるのは、どこの世界でもあることかもしれない。
また、物事をわざと複雑にして、ゲームとして楽しむ人もいる。
例えば、私の友人は恋愛でそのようなゲームをするという。「いつもYesとは言わない。」「相手に指導権を握らせない」と言っていた。
でも、感情などをストレートに表現するだけでも人はうまくいかないものなのかもしれない。お互いに相手の感情を考えながらコミュニケーションを取らないと、うまくいかない。動物はそう言ったコミュニケーションの取り方はしないのに、なぜうまく行くんだろう。彼らは自分の感情しか考えられないが、人間のような感情のぶつかり合いはない。
人間はなぜ問題が複雑になってしまうんだろう。どんな人にだって問題はあるものだ。どうしてだろう。全てがうまく行く人(うまくいっていると思い込んでいる人)は、盲目的な人で、無知な人だ。
しかし、動物は無知なことが許されるのか。
無知になりたい。自分の感情だけでHappyに生きれたらどんなに楽だろうか。
無知って最強だな。
Katie
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